静岡県でも有名な温泉地よりも少しばかり離れており、どうしても集客に課題が。周辺旅館の売却が進む中、地域が観光に対しての事業計画と支援計画を発案。上手にこれらの計画を使うためのアドバイスがないかとのお問い合わせでした。
まず考えられるのは、旅館協会かそれ相当の共同戦略です。
旅館の売却や商店の減少は、地域全体の過疎化を促進させてしまいます。
観光地能力診断を行い、その地域にどんな特徴があるのかを分析します。
そして地域の新しい計画と旅館自体の戦略を統一化する事業計画を練る必要があります。近くに似たような地域があるということなので、テーマでの差別化を図るのが一番目のステップです。
同じテーマで同じ特徴を持つ状況では、やはりブランド力で限界があります。
また地域顧客を獲得するための、旅館のマーケティング開拓がカギとなります。
たとえば、お客様の目的が「リラックス」や「ゆったりと時間を過ごす」でも、何もなければ退屈な時間が過ぎるだけです。
そこで他旅館ではやっていないエンターテイメントを提供できれば、それだけでも差別化になります。女将さんや板前さんの趣味でも、それは可能性です。
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