長野県○旅館

背景・課題

修学旅行や林間学校などを中心にマーケットを広げているこちらの旅館様。

個人旅行層が圧倒的に増加している現状の中、客層の開拓に迫られているとの事。これからのシーズンに向け地域視点を含めて検証しているとのメールをいただきました。

 

現段階では小中学校を中心にマーケットを広げていますが、最近は学校の旅行先にも変化が見られ、また、生徒数の変化が著しいため通年を通しての客層としては成り立たなくなっている現状があります。

 

課題として、団体旅行をメインとしていた施設・構造のまま、個人に移行することが難しい。また、地域としてもこれまでが修学旅行や林間学校が主体だったため、アクティビティに不足が感じられるとのことでした。

アドバイス・提示案

マーケットの拡大とアクティビティの開拓ですね。

 

修学旅行や林間学校のテーマとしては、「団体で宿泊をすることで学生間のコミュニケーションを取らせる」と言う部分が大きいです。

そのため、地理的なアクティビティは特になくても、学校として団体行動が体験できるアクティビティが可能であれば、価値があると判断できます。

 

そのため、まずは個人として滞在した際のエンターテイメントは何かを、情報として配信しなければなりません。過去のマーケティングプランとはまったく違った、一から関連の情報配信をインターネットと旅行会社を通して、新しい層へ届ける事からスタートです。

 

またアクティビティ不足との事でしたが、学校層がいる以上ゼロではありません。学校が企画していたアクティビティを、個人旅行顧客向けに改良するという発想も十分できます。

 

例えば学生の座学研修や野外研修等があったと思います。

 

これらを旅館企画として発信することは十分可能で、ビジネスや大学生の研修層を開拓できます。

 

もともとお客様はいるわけですから、後は「伝え方」と「提供方法」です。

 

ただし、サービスの提供方法や仕様も変わってきます。

サービス分野も従業員の方と併せて、相談する必要があります。

その後

旅館企画ツアーの提供開始

ビジネス・研修向けパッケージの採用