≪観光専門家が届ける観光促進通信≫
~観光ホスピタリティ戦略・まちづくり総合専門メルマガ~
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こんにちは、観光ホスピタリティコンサルタント石田宜久です。
約40年ぶりの大雪に見舞われた東京。
大都市というのはこうも脆いのか・・と改めて感じました。
今日のテーマとしても取り上げましたが、首都・東京も
一つ歯車が狂えば、地方と同じか、それ以下ですね。
ここでオリンピックが開かれるのかと考えると、まだまだ
攻略しなければいけない課題は非常に多いものです。
それでは、今回も始めましょう。
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▼INDEX
>お知らせ・観光ホスピタリティ情報
>今回のテーマ『交通に柔軟性はあるのか?』
>編集後記
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●お知らせ・観光ホスピタリティ情報
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●交通に柔軟性はあるのか?
冒頭にも書きましたが、首都東京の交通も完璧ではありません。
例えばこの大雪の際、一番に運行が困難になったのが鉄道。
これは特性上、線路に支障が出れば除雪が必要になりますが、
その除雪機能も限度が低く、運行に支障をきたすわけです。
鉄道が動かなくなれば次の手段としてバスが出てきます。
バスのネットワークも張り巡らされている為、多少の事では
移動に困る事はありません。
しかし、本数があればよいというものではありません。
問題はルートです。
例えば私自身が東京のビル街から自宅へ帰ろうとした場合、
電車が止まってしまっては、帰宅できません。
バスを何本も乗り継ごうとも帰宅できないのです。
帰宅困難ではなく、帰宅不可能となってしまいます。
地方にお邪魔する際にも、同じような事が起きます。
駅からバスに乗り継がなければいけないのですが、目的地に
向かうバスは一路線しかなく、迂回しても行く事ができません。
私がコンサルに入る地域で非常に多く抱えている問題が、
実はこの交通の柔軟性に欠けるという点です。
ある一か所に向かうために、バスが一路線通っていれば十分と
判断され、「アクセスがある」と言われています。
しかし厳密に言うと、乗り遅れたり、最終便以降になると、
その地域は隔離地域となってしまいます。
当たり前の事を言っているのかもしれませんが、これが
観光地でも同じだとしたら、大変大きな問題となります。
ガイドブックに載っている観光スポットでも、最終バスが
早い時間で、それ以降は孤立するケースがあります。
某有名観光地でもそうでした。
焦り、本当に怖いものです。
交通手段が一つしかないというのは不安でしかありません。
迂回してでも2,3通りのルートが確保してあるというのが、
観光ホスピタリティとして提供するべきことなのです。
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●編集後記
連載が始まる3月号の入稿が済みました。
編集者さんにも、なかなかの好評をいただきました。
まだ始まったわけではないので、読者のみなさんにどう判断
していただけるかはわかりませんが、楽しい内容になっています。
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ぜひ見かけた際には目を通してみてください。
それでは今回はこのへんで。
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§§今号も最後まで目を通していただき本当に有り難うございました§§
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