≪観光専門家が届ける観光促進通信≫
~観光ホスピタリティ戦略・まちづくり総合専門メルマガ~
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こんにちは、観光ホスピタリティコンサルタント石田宜久です。
先日26日は文化財防火デーでしたね。
日本には質の高い文化財が残っていると世界でも高く評価
されていますので、誇らしい習慣です。
とは言え、この大元となった出来事は法隆寺金堂の火災。
改修や修繕のし過ぎとの声もあります。
観光業は、本当にバランスが必要と実感しました。
それでは今回も始めましょう。
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▼INDEX
>お知らせ・観光ホスピタリティ情報
>今回のテーマ『つながりを与えるだけでは無意味』
>編集後記
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●お知らせ・観光ホスピタリティ情報
月刊「近代中小企業」連載開始は3月号からです。
まだ連載タイトルも秘密にしなくてはいけないのですが、
観光学として知っておいても為になる事ばかりを書きます。
目線は観光客側ですが、「こんな旅もあるのか」と知る事が
出来る内容にもなっていますので、お楽しみに!
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●つながりを与えるだけでは無意味
先日コンサルで伺った時の事です。
(もちろんシェアをする許可をいただいてます!)
最近特に行われている、外国人を招いたり、旅行業の方を招いての意見交換会。
今は商店街でも行われているんですよ。
そんな中、今回あった事案では、言うなれば有識者会議。
旅行業の営業課の方から始まり、海外の旅行会社の方もいらしていました。
本当に、様々な考えがあって勉強になりました。
ところが今回論点に充てたいのは、その後の事です。
まとめた資料を作っていた時に気が付いたのですが、
内容にとにかく片寄りがあったのです。
例えば来てくれた中国人の方は、
「中国語ガイドがあるといいですね」とコメントしてくれました。
そして韓国人の方は
「韓国語ガイドがあるといいですね」と。
同じ論点で、日本の旅行代理店の方はと言うと、
「国内旅行を伸ばす方がいいから国内向けアピールをぜひ」と。
結局困ってしまう結果だけが残ってしまったのです。
別の機会には、航空業の方は
LCCの便数が増えているのだから、パッケージを作りましょう」とおっしゃり、
方やバス業界の方は
「せっかくの景色なのだからバスのパッケージを」と。
悩みの部分に対する答えは出ませんでした。
要するに、集まっていただいてコメントをいただくだけでは
ご自身達へのメリットが優先されてしまいます。
こちら側へのメリットになる意見を手に入れるためには、
観光客とか有識者の壁がなく、本当に中立の人間を集める事。
私自身もなかなかめぐり合う場面ではないので、勉強になりました。
そもそも海外ではこの様な事はやりません。
やらない理由が分かった気がします。
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●編集後記
春の陽気になったり、やはり冬だったり。
私自身、少しばかり体調を崩した先週末でした。
インフルエンザにノロウイルスと大変ですね。
どうぞ、ご自愛くださいませ。
では今回はこの辺で。
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§§今号も最後まで目を通していただき本当に有り難うございました§§
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