ホスピタリティ、心の距離感

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ホスピタリティ通信◆

ホスピタリティコンサルタント石田宜久が

あなたにお伝えしたい「ホスピタリティ」~

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お世話になっております。

ホスピタリティコンサルタントの石田です。

 

「サービスとはお客様均一にNEEDSを提供する。

ホスピタリティは個々のお客様にWANTSを提供する。」を

理念にしたホスピタリティマインドをお伝えしています。

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今回のテーマ

◇ホスピタリティ、心の距離感

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いよいよ夏のお盆の時期に。

 

サービス業も忙しくなってくる時期ですね。

 

しかしこの様な忙しい時こそ、ホスピタリティを忘れずに、

一人一人のお客様を大切に接していただきたいです。

 

そう、一つ思い出したことがあります。

 

お客様と接する時の話をご紹介しましょう。

 

先日とある旅館に研修へ行った時の事です。

 

時期的にも新人さんが入っており、元気がポイントの青年。

 

人不足が問題の旅館業にとっては素晴らしく精の出る

スタッフの加入でした。

 

ところが、その青年スタッフに対してのクレームが一つでは

なくいくつか上がっていたのです。

 

「楽しい滞在が出来ましたが、従業員の方に友達かの様な、

接し方をされたのは、少々不快でした。」

 

その青年スタッフと話をしてみたところ、自分たちの旅館で

心からリラックスしていただける、家庭の様な環境を提供

出来たらいいなと思い、口調を崩し、接していたとの事。

 

アメリカの学者、エドワード・ホールさんが提示している、

 

「人との対面は360cm。親密な関係でも45cm。

それ以上の近い距離は人にとって不快である」

 

という、パーソナルスペースと言葉があります。

 

特に日本人はこのパーソナルスペースのバリアが強いと

されており、海外のホテルでは気を使われます。

 

フレンドリーなスタッフが好まれる事もありますが、やはり

お相手はお客様であり、一人の人間です。

 

お客様にとって気持ちの良いサービスは必ずとも同じでは

ありませんし、中には口調に厳しい方もいらっしゃいます。

 

この「距離感」を保つこと。

 

そして心の上でも十分な「距離感」を保ち、対応する必要性

があり、それがホスピタリティとなるのです。

 

良かれと思った事が相手にとっては不快だという事は、この

業界の一番の課題なのかもしれませんね。

 

肝に銘じておく事が大切です。

 

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おります。

 

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