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◆ホスピタリティ通信◆
~ホスピタリティコンサルタント石田宜久が
あなたにお伝えしたい「ホスピタリティ」~
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お世話になっております。
ホスピタリティコンサルタントの石田です。
「サービスとはお客様均一にNEEDSを提供する。
ホスピタリティは個々のお客様にWANTSを提供する。」を
理念にしたホスピタリティマインドをお伝えしています。
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【今回のテーマ】
◇「気を付ける」より「気を届ける」◇
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6月も後半にさしかかろうとしています。
早いものですね。
4月に入社した新入社員もそろそろ慣れてくる頃です。
私の研修でも、この時期に口にする事が増えてくるのが、
今日のテーマです。
例えばホテルに泊まったとしましょう。
チェックアウトをし、タクシーに乗り込みました。
さて、ベルやポーターはお見送りです。
この時期に良く見られる光景が、タクシーが出発したら、
次の行動に移ってしまう光景です。
先輩社員にも見られることなのですが。。。
私が研修に入るホテルでは、「お客様の乗った車が曲がって、
見えなくなるまでお見送りする」事を徹底しています。
これは一般の企業でも起こりうる事です。
重役幹部の乗った車を会社の玄関でお見送りの際、車が出発
したら、玄関の方向に体を向けオフィスに戻っていく。
しかし運転をされる方はわかると思いますが、車とは意外と
後ろが見えるものです。
ホテルでも会社でも、最後の最後までお客様に「気」を
届けることが大切なのです。
見送られる方は意外と敏感にその空気を感じ取るものです。
常に来ていただいた相手に意識をおいておく。
これはホスピタリティのうえでとても大切なことです。
お客様の背中しか見えなくても、車内のミラーでこちらを
見ているかもしれませんよ。
それが会社にとって大切なお客様だったら、どうでしょう?
正面を向いている時だけがホスピタリティではないことを
常に意識しておくことが大事なのです。
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