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～観光コンサルタントDiTHiの観光促進通信
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いつもご覧になって頂き、ありがとうございます。
観光・ホスピタリティコンサルタントの石田宜久です。
今回も観光の仕組みをより理解いただけるように、チョット
したヒントを届けさせてください。
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【今回のテーマ】
◇観光のエンターテイメント◇
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長く寒い時期が続いて今年も桜が咲き、東京では徐々に緑の
葉が芽生え始めています。
さて、早速なのですが、「桜見物」は観光ではどのカテゴリ
に当てはまるのでしょうか？
その土地で行う行動の動機ですからエンターテイメントです。
エンターテイメントとは人が計画しない催しの事を観光では
指しています。
つまり「桜見物」はエンターテイメント
「桜祭り」は、前回お話させていただいた、イベント
と、なるわけです。
時々エンターテイメントの事を「楽しむアクティビティ」と
考える人がいますが、それは「日本語の“エンタメ”」です。
アクティビティとは「～をする」の部分です。
先ほどの桜を例にすると、「お花見」がアクティビティです。
私の経験でのお話で、商店街を復活させたいとのお問い合
わせをいただいたことがあります。
「観光イベントで盛り上げられないだろうか？」
非常に賛同し難い事業計画でした。
なぜならばイベントというのは、その期間限定なんです。
商店街はこれからもずっと存在していきます。
それをイベントで活気を戻しても、時間が過ぎると共に
戻るだけと。
そこでご提案したのがこのエンターテイメント。
エンターテイメントとは、その存在に観光価値を見出すもの
ですので、継続性があるのです。
「お茶碗も持って商店街歩くと楽しいよ」これですよ。
桜でもそうですよね。
桜祭りは期間中の1日・2日の出来事ですが、桜見物なら
1週間から10日間は楽しむことができます。
観光事業計画を考える際には、エンターテイメント性溢れる
企画をまずは考え、その伏線としてイベントを企画すると
浸透しやすいものです。
マーケティングもイベントに実際に来てもらうことで、直接
のマーケティングができるので効果的です。
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