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◆観光コンサルタントDiTHiの観光促進通信
~オーストラリアは国ではなく
地域観光で観光立国へ!その秘密は~
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お世話になっております。
観光・ホスピタリティコンサルタントの石田です。
観光の仕組みをより理解いただけるように、
チョットしたヒントをお届けしています。
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【今回のテーマ】
◇観光の歴史と文化の資源・素材◇
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WTO(世界観光機構)が出している英語版の冊子があるの
ですが、こんなデータが出ています。
1.自然と気候
2.文化と歴史
3.交通・アクセスの良し悪し
4.観光に対してのホスピタリティ
5.地域のインフラ・観光施設
6.値段・価格
7.スポーツ・教育・レクリエーション
8.買い物・交流
これは、観光客が考える「観光に行く際のポイント」の
ランキングです。
前回話題にした「自然と気候」が1位。
やはり都会から出て、日常とは違う環境で休暇を楽しみたい
という、背景が出ていると考えられます。
そして2番目が、今回のテーマ、文化と歴史です。
日本では世界的にもこの分野で有名な観光地、京都・奈良
があります。
また日本各地に文化や歴史財産が残されていますね。
そしてそれらを観光資源として活用されています。
さて、観光においての文化と歴史についてですが。
世界的にも文化と歴史をテーマにした観光地のほとんどが、
「博物館」
「美術館」
「食べ物」
「建築物」
「工芸品」
「着物」
のどれかを主な資源と分類できます。
日本でも「体験型」として一つの分野が出来てきましたが、
そのほとんどが「工芸品」「食べ物」を材料とされています。
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では他にはどの様な工夫があるのか、ご紹介します。
南国フィジーでは、住民の生活そのものを観光素材として、
ホームステイを積極的に受け入れています。
日々の生活そのものを体験させる事を目的においています。
独自の食事、着物、住居環境の中に身を投じることで、地域
を知ってもらうわけです。
特に近年ではブログやインターネットの口コミサイト、SMS
が急速に発展しています。
「知ってもらう」が、どれだけのPRに繋がるかわかりません。
他にも、地域の企画で、募集した人を実際に一定期間滞在、
その体験談をブログでアップしてもらい知ってもらう。
内容としては、似ているかもしれませんね。
知ってもらうための体験は、文化を素材にするのが一番有効
なのは間違いありません。
文化や歴史を知ってもらうということは、留学等の長期的な
滞在をしてもらうきっかけになります。
経済効果を求めるなら、長期滞在は観光分野以外にも、
学校や町の商店街等にもプラスになりますね。
文化と歴史は、掲示や展示、体験をしてもらう素材だけでは
なく、考え方によってはそれ以上に効果があるのです。
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